イカ刺しやいくらの醤油漬けのほか、
煮物やお漬物など、ちょっとづつ色々。
ご飯は十穀米にしてみた
出来たてのお豆腐、美味しぃー
食事は夜も朝も食事処でいただくのだけど、仕切りがあるので個室感覚で落ち着ける。
ひざかけが用意されているのも、さりげない心遣いを感じて気持ちがよいし、
色々と、省けるところは省いて、魅せ方を工夫しているお宿という感じ。
帰り際にはペットボトルに入れた泥湯を持たせてくれたのも嬉しい。
当て字みたいな宿の名前がどうかと思っていたのだけど、
とても気持ちよく過ごせたお宿だった。
空気がひんやり、気持ちいいー
道の駅でお買い物をしてニセコを後に。
国道を1時間ほど南下して、黒松内にやってきた。
この町にある歌才ブナ林は自生ブナの国内北限地なのだそう。
糠平の中村屋さんにそういう
お部屋があったっけ。
一本の茎に一輪だけ、ヒトリ、シズカに咲いているので、ヒトリシズカ。
ナカマニギヤカ??(笑
お散歩のあとは、道の駅で買ったパンと、昨日汲んだ京極の水で
淹れた名水コーヒーで、公園でピクニックランチ。
そして
ないけれど、甘くてしみじみ美味しい
シアワセだなぁ
公園で気持ち良くランチを楽しんだら、黒松内を出発。
洞爺湖畔を走り、オロフレ峠を越えて、登別へ。
まじまじと見るの、初めてかも。
登別を散策し、それではそろそろお宿に入ろう。
今夜お宿は、白老の民宿500マイル。
前日のお宿とうって変わって、こじゃれた演出は一切ないが、
その分素材のまんまで勝負!というお宿。
イカはもちろんだけど、添えられていた
銀杏草がコリコリして美味しい!
そしてそして毛ガニがどっかーん!
カジカのお刺身のとろろ昆布巻きなんていうのも食べた。
カジカがお刺身で食べられるなんて、知らなかったなぁ。
食事もすごいが温泉がこれまた素晴らしい。
お湯はつるつるだし、海を眺めながら入る露天風呂も最高に気持ちがいい。
遠くに静かな波の音を聞きながら眠った翌朝は、
これまた朝から美味しいお食事。
小松菜と、そして海苔も自家製
いいなぁ。
朝風呂にも入って大満足でお宿を出ようとすると、玄関脇に温泉持ち帰り用の
容器が置いてあるのが目に入った。「ご自由にお持ち帰りください」とのこと。
そりゃ持って帰るでしょう(笑
いそいそと温泉を汲んで、いいお土産をいただいた、と帰ろうとすると、
「野菜、持っていくかい?」と、女将さんの声。
「持ってく、持ってく!」と、女将さんのあとをついていくと、
ビニールハウスに案内してくれた。
「これが小松菜、こっちが白菜ね。向こうのハウスにはセロリとレタスがあるから、
好きなだけ採って行きな。あ、それから、」
と、女将さんはハウス内に干したばかりと思われる海藻を指し、
「これ、漁師さんからもらった早煮昆布なんだけど、これも持って行きな」
というわけで、ビニール袋いっぱいの小松菜、白菜、レタスにセロリ、そして
生の昆布に、それから女将さんが採ったネギもどっさりいただいて、お宿を後に。
面白い女将さんにダイナミックなお食事と抜群の泉質のお湯、
そしてこれだけのお土産が8,900円で楽しめるのだからたまらない。
最初は「なんだかパチンコ屋さんみたいな名前ね」なんて言っていた母も
このお宿を非常に気に入ったようで、機会があればまた泊まりに行きたいものだ。
さて、最終日のこの日、お宿を出た我々が向かったのは、インクラの滝。
滝好きの両親が以前から行ってみたいと思っていた場所なのだ。
インクラの滝へは、国道からダートを10kmほど走ると駐車場がある。
以前来たときにはそこから川伝いに1時間近く歩いて滝壺まで行けたのだが、
崖崩れ等の危険があるということで現在は立ち入り禁止になっているらしい。
代わりに、今は見晴らし台が整備されている。
駐車場そばの展望台からも遠くにその姿を眺めることはできるが、
せっかくなので見晴らし台まで歩いてこう。
ごろごろと岩の転がる遊歩道を15分ほど歩き、階段を上ると…
新緑の山の中に突如現れるその姿と、その両脇に翼を広げるような形で延びる岩肌。
以前見た、間近から見上げるような滝の姿もよかったが、
この角度から見る滝も素晴らしい。
両親もいたく感動した様子。
しばらく滝を眺めた後、後ろ髪をひかれる思いで来た道を戻っていくと、
「滝、きれいだったかい?」と、タケノコ採りをしていたおじさんが声をかけてきた。
「ええ、とっても」と、多分とても満足そうな顔で答えた私たちに、おじさんは、
「これ、よかったら持っていきな」と、
「えぇっっ!!いいんですか?こんなにたくさん?」と、とりあえず遠慮してみると、
おじさんは「なんもなんも、まだ採れるから」と、汗をぬぐいながら嬉しそうに
先の熊笹林を指差した。
何度もお礼を言ってありがたくありがたくタケノコをいただいて駐車場に戻ったら、
こりゃ是非とも食べたいよね、ってことで…
甘くてシャキシャキ。
なんて贅沢なんだ…
写真がボケボケだけど、そんなことかまっちゃおれんのだ。
おばあちゃん達の山菜料理の店、
「グランマ」でお昼ごはんを食べ、
一路、新千歳空港へ。
両親は大満足で北の大地を飛び立って行った。
両親も満足だったろうが、私も相当ご満悦。
その夜はもちろん、新鮮野菜とタケノコづくしのお夕飯。
つるつる温泉で顔を洗って、まだまだ旅の余韻は続くのでした。


